読んだばかりだからかもしれないけど、昨日の「◎ブックバトン◎」の
4番にでもいれたい気分です。
『ベター・ハーフ』 唯川恵
恋愛なら絶対に別れる理由が、夫婦には当てはまらない。かといって、すべてを許し合うわけでもない。腹立たしさはある。失望も落胆もある。憎しみさえも、消えることなく記憶に積み重なっている。それでも、夫婦はその場所から容易に離れることができない。結婚生活の実態に挑む長編小説。
バブルの絶頂期に贅をつくした結婚式を挙げたその日を最高として、
あっけなく最悪な展開におちる永遠子と文彦。
不倫、リストラ、親の介護・・・夫婦の約10年が書いてあります。
涙ぐむ場面がたくさんありました。
ただそれは、永遠子や文彦に感情移入して悲しいとか悔しいとか切ないとかじゃない。
夫婦になると、恋愛していた時にできた、
ただ悲しいとか悔しいとか切ないっていうことじゃ
泣けない。別れられない。甘えられない。頼れない。
それでも続けるしかない時がある。
そういう事がわかったから。
結婚、の先にあるものを見せつけられました。
でも、それで結婚したくなくなったとかじゃなくて、
入れ子の話(箱をあけると箱があってそれを開けるとまた箱が・・・ってやつ)
がわかるようになった。そういうこと。読んでよかった。
そして、そんな時代に私と妹をきちんと育ててくれた、父に、母に、感謝。(照)
4番にでもいれたい気分です。
『ベター・ハーフ』 唯川恵
恋愛なら絶対に別れる理由が、夫婦には当てはまらない。かといって、すべてを許し合うわけでもない。腹立たしさはある。失望も落胆もある。憎しみさえも、消えることなく記憶に積み重なっている。それでも、夫婦はその場所から容易に離れることができない。結婚生活の実態に挑む長編小説。
バブルの絶頂期に贅をつくした結婚式を挙げたその日を最高として、
あっけなく最悪な展開におちる永遠子と文彦。
不倫、リストラ、親の介護・・・夫婦の約10年が書いてあります。
涙ぐむ場面がたくさんありました。
ただそれは、永遠子や文彦に感情移入して悲しいとか悔しいとか切ないとかじゃない。
夫婦になると、恋愛していた時にできた、
ただ悲しいとか悔しいとか切ないっていうことじゃ
泣けない。別れられない。甘えられない。頼れない。
それでも続けるしかない時がある。
そういう事がわかったから。
結婚、の先にあるものを見せつけられました。
でも、それで結婚したくなくなったとかじゃなくて、
入れ子の話(箱をあけると箱があってそれを開けるとまた箱が・・・ってやつ)
がわかるようになった。そういうこと。読んでよかった。
そして、そんな時代に私と妹をきちんと育ててくれた、父に、母に、感謝。(照)
スポンサーサイト